情報化施工(H-ICT技術)

情報通信技術(ICT)を活用した施工技術

H-ICT技術とは、GNSS(Global Navigation Satellite System:汎地球測位航法衛星システム)やTS(トータルステーション)などにより建設機械の位置情報を3次元設計データと照らし合わせ、ガイダンス機能によってオペレーターの操作を支援したり、作業装置の一部を自動制御することによって、生産性の向上や品質の確保を図ることを目的とした施工技術です。

特徴

工事期間の短縮
熟練オペレータの力量に頼らない効率的な施工が可能です。
CO2排出量の抑制
施工機械稼働率の向上で、CO2の排出量を抑制します。
仕上がり精度の向上
バラツキをなくした連続的な面管理で、仕上がり精度が向上します。
安全性の向上
検測員と施工機械の混在作業がなくなり、安全性が向上します。
準備工の省力化
丁張り・センサーロープなどの準備作業が不要になります。
出来形管理の効率化
ワンマン測量が可能で、出来形管理の効率化を実現します。

適用

高速自動車道、国道、一般県道等
空港・港湾施設
大型駐車場