保水性舗装(クールエコ)

水の気化熱により路面温度の上昇を抑制する舗装

クールエコは、雨水や散水により舗装体内に保水された水分が蒸発し、水の気化熱により路面温度の上昇を抑制する性能を持つ舗装です。
一般のアスファルト舗装よりも舗装体内の蓄熱量を低減するため、夏季の歩行者空間などの熱環境の改善、ヒートアイランド現象の緩和が期待できます。

特徴

クールエコの特長として、夏季(8月)における路面温度測定実験から、一般のアスファルト舗装(密粒)に比べて路面温度が低いことがわかります。この実験では、最大で約11℃の路面温度上昇抑制効果が実証されました。

標準断面図

適用

市街地、公共施設駐車場
歩道、自転車道
園路、公園